数・英を上げれば5教科が上がる!
1:2という指導形態のメリット
アップステーションが創業以来一貫して行っている1:2(講師1人に生徒は2人)という指導形態。
なぜずっと「1:2」を続けているのか、その理由は1:2が最も効率よく成績が上がるからです。
勉強もスポーツも、最も効果的な上達法は指導(=教わる)と演習(=自分でやってみる)を交互に繰り返すことです。
そしてそれを実現できるのは1:2しかありません。
1:3(講師1人に生徒は3人)以上になると演習の時間が長くなり、「自習をしているのと変わらない状態」「講師が来るまで待っている時間」が生じやすくなります。逆に1:1(完全マンツーマン)の場合手取り足取り細かく教わることができますが、「学校の授業をちゃんと受けなくても塾でマンツーマンで教えてくれるからいいや~」という依存状態に陥りやすい。結果的に塾に通うようになってから学校の授業態度が悪くなってしまった…となっては塾を利用する意義すらなくなってしまいます。
しかし1:2であれば適度な距離感を保ちながら指導と演習を交互に繰り返すことが可能です。
そんな理想的な指導形態ともいえる「1:2」ですが、一般的に「5教科の対策がしづらい」と言われることもあります。
個別指導で5教科全てを受講すると時間的負担・金銭的負担がどうしても大きくなってしまいます。現にアップステーションに通っている生徒の約9割が「数学・英語」の2科を受講しています。
これは「国語・理科・社会は放置して良い・捨てても良い」ということではありません。むしろその逆です!
数・英の2科を優先的に伸ばすことで残りの3科も伸びてくるのです。
ハンカチ理論
ハンカチ理論という言葉があります。ハンカチの中心を持ち上げるとそれに吊られて周りの四隅も後から一緒に上がってきます。
これと同じように、数学・英語が上がるとそれにつられて国語・理科・社会も伸びてくる…国・数・英・理・社の5教科にはそういう特性があるのです。
というのも、数学で使う計算や論理的思考はそのまま理科・社会で出題される計算問題や思考力問題に応用できるからです。
また、英単語を覚えるテクニックは社会の年号や人物名の暗記に役立ちますし、長文読解を練習することで自ずと国語の読解力が鍛えられます。
いきおい、5教科全体を広く薄く勉強するよりも「数学30点アップ!」「英語50点→75点!」のように特定の科目で大幅な成績アップを果たした方が生徒のモチベーションも上がるのです。
そして
「今まで数学は捨ててたけど頑張れば80点超えられた!自分でもやればできるんだな…」
という成功体験は、
「じゃあ次は国語も理科も社会も頑張ってみようかな…」
「他の教科も伸ばせるかもしれないな…」
という意欲を湧かせます。
こうなればあとは周りがいちいち言わなくても自分の意思で机に向かうようになってくれます。伴走が必要な状態から自走状態へと切り替わり、結果的に5教科全体の成績アップが実現されるのです。
この「自走状態」をいち早く作り出すことがアップステーションの役目です。
私たちは生徒に「5教科全て塾が面倒見なければ勉強できない子」になって欲しくありません。そもそも塾の授業という限られた時間の中で全教科を指導するのは物理的に無理があります。
そうではなく、「塾に依存し過ぎることなく自ら考え行動できる子」になって欲しいと考えています。だからこそアップステーションでは「中心」である数・英2科の指導に特に力を入れているのです。
まずは1学期のテストで結果を出そう!
~まとめ~
・数・英の2科を伸ばすことで国・理・社の3科も伸びてくる(ハンカチ理論)
・数・英で習う知識や技能は国・理・社にも応用が効く
・5教科が5点ずつ上がるよりも特定の科目で20~30点上がった方がモチベーションがアップする
・1:2でも5教科全体の底上げは十分可能