高校3年間で一番大事なテストはどれ?
アップステーションの高校部の指導方針は「推薦を取る!」です。
3年間しっかりと内申をキープし、志望校の推薦をゲットし合格を決める。
これが「行きたい大学」に行ける確率が最も高いルートだと考えるからです。
この方針を踏まえ、今回のブログでは「高校3年間で一番大事なテストはどれか」を述べていきたいと思います!
ズバリ「1年1学期中間」が一番大事!
高校3年間で一番大事なテストは「1年1学期中間」です!
一発目にして最重要…これが今回のブログの結論です。
もちろん「テスト」である以上どれも大事であることに変わりはありません。
ですが「1年1学期中間」は別格です。
仮に「100」の重要度を全15回のテストに分配したとしましょう。
すると、
こんなイメージです。
これくらい重要なのです。
これ、中学校と真逆ですね。
中学校は高校受験の際に3年生の内申が2倍もしくは3倍で評価されます。
いわゆる「1:1:2」や「1:1:3」と呼ばれるアレです。
ですが高校は「一発目」です。
なぜここが一番なのでしょうか?
それは、「高校3年間の成績を左右するテスト」だからです。
一発目のテストが3年間を左右する
アップステーションでは2003年の創業以来多くの高校生たちの指導にあたってきました。
そんな、20年以上の指導歴をもつ私たちがたどり着いた一つの事実があります。
それは「高校一発目のテストが3年間を左右する」ということです。
高校の授業は進度が速い・科目が増える・難易度も上がる・部活の練習時間も長くなる…ため、「中間でつまずいても期末で取り返せばいいや」が通用しにくくなります。
ですから、中学時代に「後で挽回すればいいや」で何とかなっていた子は特に注意が必要です。
もちろん挽回は「無理」なことではありませんが、「相当大変」になるのは間違いありません。
こちらの表をご覧ください。
例えば1年次の評定平均(内申)が3.2だったとしましょう。
ほぼオール3という感じですね。
ここで、推薦を取るには「4.0」が必要だとします
※一般的に推薦の条件として「4.0」以上を設けている大学がほとんどです
すると2年次で一気に4.8まで引き上げなければなりません。
4.8といえばほぼオール5に等しい数値です。
オール3だったのをオール5にする…もちろん不可能なことではありませんが相当厳しい。
高校生活が一気にHARDモードとなってしまうでしょう。
であれば、下図のように
最初から4.0以上をキープした方が得策ではないでしょうか。
途中で挽回するよりも、初回に好成績を出してそれを維持する方が高校では遥かに「楽」なのです。
まさに「先手必勝」「始めよければすべてよし」ですね。高校ではそんな傾向が特に強いのです。
これを知っているか知っていないかで高校生活の過ごし方が大きく変わります。
では、果たして「一発目で好成績を出す」ことは本当に可能なのでしょうか。
ズバリ断言します。これは「十分可能」です!
「最も上位を取りやすいテスト」でもある
高校生になって最初に受ける「1年1学期中間」。
「高校のテストか…さぞ難しい問題が出るんだろうな…」
と思われるかもしれません。
結論から言うとこれはもうその通りです。
中学とは比べものにならないレベルの問題がいきなり出題されます。
ただし、ちゃんと準備すれば大丈夫です。
何も大学院生が解く問題を解けというのではありません。高校1年生の教科書に書いてある内容を高校1年生が解く訳なので、必要以上に恐れることはありません。
では、「ちゃんと準備」とは具体的に何をすれば良いのでしょうか…
答えは「先取り」です。
受験が終わった3月・4月でいかに高校内容の予習ができるか。
これが一発目のテスト、ひいては高校3年間の成績を大きく左右します。
そこで!アップステーションでは中3生一人ひとりにこのようなツールを作っています。
高校最初のテストでスタートダッシュを切るためのスケジュールです。
高校受験が終わった後、多くの子は勉強を後回しにしてしまいがちです。
それもそのはず。
受験のプレッシャーから解放され、高校生活という新たな生活、新たなクラスメイト、新たな部活…が始まる訳ですから、思い切り羽を伸ばしたくなる気持ち・華麗に高校デビューを飾りたい気持ちになるのも当然です。
しかし見方を変えれば、そうやって周りの皆が浮足立ちやすくなる時期だからこそ、これまで通りコツコツ勉強を続けていればそれだけで大きくリードすることができるのです。
これが「上位を取りやすい」の理由です。
加えて、高校は中学と違い「自分と同じくらいのレベル子たちが集まる場所」でもあります。
ということは学力が拮抗しているので少しの努力であっという間に上位を取れてしまう。
ここを狙わない手はありません。
もちろん私たちも受験が終わってからも「毎日塾来てね!」「授業日以外も自習しよう!」とは言いません。
が、受験の終了と同時に勉強の習慣が途絶えてしまうのはあまりにもったいない。
受験勉強頑張ったんだから、その努力を無駄にしないためにも高校では上位をキープしよう!
ということを言いたいのです。
週2回「数・英」の通常授業だけでもOKです。
この3カ月スケジュールに沿って高校内容の先取りをし、貯金を作った上で入学式を迎える。
これが一発目のテストで上位を取るためのゴールデンルートなのです。
アップステーションの高校部は学校別の定期テスト対策に特化しています!
中学校と違い、高校は学校によって使う教科書も、進度も、カリキュラムも、テスト範囲も、採点の仕方も…全てがバラバラです。
一般入試対策や共通テスト対策という目的であれば予備校や映像授業という選択肢もアリだと思います。
が、学校の定期テスト対策(内申キープ)をするためには個別指導こそが最適であると私たちは考えます。
ただしここで浮上してくるのが時間の問題です。
高校では部活の時間や通学にかかる時間も長くなる傾向があるため、「塾に通う時間が作れるかどうか…」というご相談を多く受けます。
ですがそこは安心してください。
なぜなら塾を利用することで逆に時間を短縮できるからです!
例えば自分一人の力でやったら3時間かかる問題も、塾の授業内で質問すれば80分で終わります。
すると残りの100分は自由時間に充てられるのです。
部活の時間も心配ありません。現在通っている(もしくはこれまで通っていた)高校生の中で、どんなに部活が長引いても、県外の高校に通っていたとしても、ラストの20:30~のコマに間に合わないという子はいませんでした。
※以下はアップステーションに通う高校生たちの「1日の時間の使い方」です。
このように、平日に部活も塾もある日でも問題なく通えているのが実情です。
「学校帰りに直接塾に来て、そこで分からないところをクリアにして家に帰ったら自由時間」
そんなライフスタイルを構築している高校生もいます。
「塾を利用することで逆に自由時間を増やせる」
この「事実」も今のうちから頭に入れておいてほしいと思います!
★まとめ★
・高校3年間全15回のテストの中で一番大事なのは「1年1学期中間」
・一発目のテストが3年間の成績を左右する
・後から挽回するよりも最初から好成績を維持する方が遥かに楽
・3月・4月のうちに「先取り」をしておくことが大事
・塾を利用することで逆に自由時間を増やせる