次のテスト、何点を目標にする?
現在2学期中間テスト期間真っ最中です!
ここでしっかり結果を出して自信にしてもらいたい!
さて、中間テストが終わってから約1~2カ月後には早くも期末テストがやってきます。
そこで今回のブログでは、次のテストから早速活用できる「目標の作り方」についてお伝えしたいと思います!
適切な目標を設定することで学習意欲は確実に上がります。是非参考にしてください♪
解き直しをして「本当は何点取れていたか」を次回の目標に!
人間の持つ能力が最大限発揮されるのはギリギリクリアできるかどうかのラインに目標が設定された時だと言われています。
例えば今跳び箱5段が跳べる子に対していきなり「10段」を課すのは無謀です。
恐怖心が勝って挑戦する意欲そのものが損なわれてしまうでしょう。
かといって「4段」では「そんなの余裕じゃん」「簡単すぎるっしょ」「なめられてるのかな」と逆にモチベーションを下げてしまいます。
大事なのは頑張れば何とか跳べるかもしれない「6段目」をいかに設定できるかです。
そこで欠かせないのが前回のテストの解き直しです。
解き直しをすることで「本当は何点取れていたのか」が見えてきます。
ところで、テストには2種類の「減点」が存在します。
A…どう頑張っても解けなかった問題
B…本当はできてたのについ落としてしまった問題
の2つです。難易度が高く正答率の低い応用題はA、ケアレスミスはBにあたります。
例えば
・途中式をちゃんと書いていれば解けたのに…
・あれ、なんでここ約分してなかったんだろ…
・うわ、bとd逆に書いてるじゃん…
これらはいずれもBに入ります。
まずは×がついている問題がA・Bのどちらに該当するのかを仕分けし、それぞれの点数を出してみてください。
すると想像以上にBの方で点数を落としてしまっていたことに気付けるはずです。
今回のテストが60点で、仕分けをしたところAのミスで25点、Bのミスで15点落としていたとします。
するとこの時点で「本当は75点取れていた」ということが分かります。
この点数を次のテストの目標点にすれば良いのです。
いきなり90点越えを目指すのは、跳び箱10段を設定するのと同様現実的ではありません。
かといって「次も60点でいいか…」ではモチベーションが上がりません。
決して楽とは言えないけど、頑張れば達成できそう
という適切な目標ラインが、解き直しをすることで必ず見えてくるのです。
目標設定が難しい場合は専門家の意見を聞いてみることも大事
今現在塾に通っている子は「本当は何点取れていたか」の分析がスムーズにできるでしょう。しかしそうでない子はなかなか難しい場合もあります。
答案を広げてみたものの一体どれがAでどれがBに該当するのかがよく分からない…ということも考えられます。
判断がつかないと「結局どれも難しい問題だったんだ」という結論に至り、次回に向け適切な目標ラインを設定することができません。
そんな時は私たち塾の力を利用してください!
アップステーションでは地域の学習相談室として相談のみのご来塾も承っています。
過去2~3回のテストをお持ち頂ければご本人の実力から本当は何点取れていたのか・それを踏まえて次回は何点を目標にするべきかのアドバイスをさせて頂きます。
あなたにとって最適な「6段目」を一緒に考えていきましょう!
地域に住む一人でも多くの子が悔いのない学校生活を送れるよう願っております。