私たちが教える時に考えていること

今日から4月、新たな生活が始まりますね!

 

このタイミングで心機一転「塾に通おう!」と考える方も多くいらっしゃると思います。

 

しかしコンビニよりも数が増えてしまった昨今、

「近くに塾があり過ぎて選べない」

「どこにすればいいの?」

という声も多く聞くようになりました。

 

塾によって考え方や指導方針も様々です。

 

そこで、今回はそのような方に向けて

「アップステーションはどんな方針で指導しているのか」

「どんな考えを持っている塾なのか」

をご紹介したいと思います!

 

アップステーションの考え「教え過ぎない」

私たちが普段使っているツールの一つが↑この「板書ノート」です。

 

その日の授業の中で

「絶対に覚えて欲しいポイント」

「ここだけは!というキーワード」

が出てきたら、口頭だけで指導するのではなくこのように紙に書いて形に残しています。

 

そこで私たちが意識しているのが

 

教え過ぎない・生徒に考えさせる

 

ということです。

 

ん?塾なのに教えてくれないの?

 

と思われるかもしれませんが、1から10まで手取り足取り全て教えてしまう

 

これは生徒自らが考える機会・自立できるチャンスを奪ってしまうことに他なりません

 

教育の本来の目的は「自立」です☆

例えばアスレチックで遊ぶ子どもに対して

「危ないから」

「きっとできないだろうから」

という理由で大人が抱きかかえたままゴールしてしまっては得られるものは何もありません。

 

確かに転んだり擦りむいたり池に落っこちてしまったり…うまくいかないこともたくさんあるでしょう。

しかしそれらを自分の力で一つ一つ乗り越えていくことで初めて「できた!」という達成感を味わうことができます。

 

教育の本来の目的は「自立」です。自立とは「自ら考え行動できる人」になることです。

 

そのために私たちができることはあくまでアシストを出すところまでです。そのパスを受け実際にゴールを決めるのは、他ならぬ生徒自身でなくてはなりません。

 

「あとはもう自分の力で解けるだろう」というポイントを見極めて、その子にとって丁度いい余白を与える。

もちろんお互いもどかしさを感じることもありますが、最初は80%の援助が必要だった子が70%→60%→50%…と徐々にサポートを必要しなくなり最終的には自分の力で解けるようになる。

 

生徒たちをこの「補助輪が外れた状態」へ導くことがアップステーションの役目だと考えています。

ですからアップステーションの授業では

「この式を続けると次はどんな形になると思う?」

「ここから答えを出すには掛け算・割り算どっちを使えばいいかな?」

「どうすればこの文が正しい文法になるか考えてみようか?」

このように生徒に考えさせる質問を積極的に取り入れているのです。

 

馬を水辺に連れていくことはできても水を飲ませることはできない

西洋には古くから

馬を水辺に連れていくことはできても水を飲ませることはできない

という有名なことわざがあります。まさに教育の本質を端的に表した素晴らしい名言だと思います。

 

首根っこを掴んで無理やり水を飲ませようとすると反発が生まれます。

かといって馬小屋から出さず水辺に連れて行こうともしなければ状況は何も変わりません。

 

水を飲んでくれるかどうかは本人が決めること・本人の意思でやるべきことです。

周りの大人ができるのはそこまで導いてあげること、つまり適切な援助をしてあげることです。

 

「介入・強制」をするのではなく「無視・無関心」でもない。

その子にとって「ちょうどいい余白」を与えることが生徒の自立を加速させる最も有効な手段であると私たちは考えています。

 

この考えのもと、アップステーションでは今日も「教え過ぎない授業」を実施しています!

 

塾によって考え方や指導方針は様々です。是非塾選びの参考にしてもらえればと思います☆

 

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