結果は変えられないけど「結果の意味」は変えられる!
受験生の皆さん!ご家族の皆さん!
長きにわたる受験勉強本当にお疲れ様でした!
そして改めて…
ご卒業おめでとうございます!
例年よりも過酷な状況の中で入試に挑んだ今年の3年生たち…
決して楽な道のりではなかったこの1年ですが、「2020年度の受験を乗り越えた」経験はこれからの人生で必ず大きな糧となるはずです。
受験の結果で人生は決まらない
さて、受験といえば切っても切れないのが合否発表です。
今年度もアップステーションでは残念ながら「全員第一志望合格」という結果にはなりませんでした。
しかし受験生たちの頑張りを誰よりもよく知り誰よりも間近で見てきた自負があります。
そんな私たちが今伝えたいのは…
「受験の結果で人生は決まらない!」
ということです。
合格だった人は幸せな人生が待っている…
不合格だったら不幸になってしまう…
偏差値の高い高校に行けば幸せになれる…
そうでない場合は不幸になってしまう…
これらは完全な間違いです。
確かに受験は人生の大きな山場であることに変わりません。
しかし本当に大事なのは「行った高校でどんな3年間を過ごすか」
こっちの方が100倍大きな影響を与えます
もし受験の結果が人生を決定づけるものであれば、不合格だった子は皆不幸な人生を送ることになってしまいます。
しかし実際には
行きたい高校に行ったものの勉強を怠り授業についていけなくなってしまった
という子もいれば
第一志望校には行けなかったけどその経験をバネに3年間上位をキープすることができた
という子もたくさんいます。
人生を左右するのは結果そのものではなく、その結果を今後の生活にどう活かすかに他なりません。
結果は過去の産物であり、誰にも変えることができないものです。
ですが、その結果がもたらす意味はこれからいくらでも変えることができます。
大怪我を負って選手生命を断たれた後に、その経験を活かしてスポーツトレーナーへの道を切り開いた
幼少期にいじめに遭っていた子が将来スクールカウンセラーになり、同じ境遇に置かれている子を助ける立場になった
人は過去の辛い経験をプラスのエネルギーに変えることのできる生き物です。
合格だった子も、不合格だった子も、「あの時ああいう結果になったからこそ今の自分がある」と思えるような3年間を歩んでいってほしいと思います!