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9月…早いもので今年も残すところあと4ヶ月、もう1年の2/3まできました。

さて、この時期中3生たちに必ず問う質問があります。

「〇〇君は、何のために勉強してるの?」

これに対し多くの生徒からは

「高校受験のため」

という答えが返ってきます。今度は「じゃあ高校に行ってからは何を目的に勉強する?」と聞くと、皆言葉を詰まらせてしまいます。

 

多くの中3生は今、「目先」のことで手一杯の毎日を過ごしています。

 

今月から毎月北辰テストが行われ、高校説明会や見学会がラッシュを迎え、内申に加味される最後の英検・漢検・数検があり、中間・期末テストの勉強もしなければならず、合間を縫うように体育祭や合唱コンクールといった学校行事が開かれ…超多忙なスケジュールをこなしていかなくてはなりません。そんな状況の中にいてはとても高校に進学してからのことを考える余裕などありません。

「今」勉強する目的は分かっていても「半年後」「1年後」のことは分からない…高校に行ってからじゃないと分からない…というのはある意味仕方のないことです。

しかしだからこそ、高校生活を経験してきた周りの大人たちが正しい方向に導いてあげる必要があります。確かに、現時点で就きたい仕事や行きたい大学まで決める必要はありません。ですが、「高校に行ってからはどうやって勉強していくか」は間違いなく今のうちに考えておくべきです。これから先受験本番が近づくに連れてますます「目先」のことに追われるようになります。そうやって迎える来年の4月と、今のうちから進学後のことを考えて迎える4月では、高校生活のスタート時から大きな差が開きます。

今回のブログは、普段なかなか考える機会のない「半年後の自分」「高校生になってからの自分」を想像しながら読んでもらいたいと思います。

 

勉強は高校受験で終わりじゃありません

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昨年度の中3生冬期講習の1コマ。高校受験に向けて皆一生懸命頑張りました。

勉強の目的を「高校受験」に置くことはこの上ないモチベーションになりますが、裏を返せば燃え尽き症候群の危険性も含んでいると言えます。ここで確認しておきたいのは、勉強は決して高校受験で終わりではないということです。

高校でも大学でも社会に出てからでさえも、ずっと「勉強」は続きます。もし高校受験が人生のゴールだとしたらそれだけに集中してあとは野となれ山となれ…で良いかもしれませんが、実際そんなことはありません。

むしろ高校に行ってからの方が圧倒的に勉強が大変になります。中学校の勉強は言わば「浅瀬」です。対して高校の勉強は「深海」です。難易度・深度・量、全てが圧倒的に中学校を上回ります。国数英理社の5教科でヒィーヒィー言ってたのが国語は現文・古文・漢文に分かれ数学は数Ⅰ・数Aに分かれ英語はリーディング・ライティング・OCに分かれ理科は物理化学生物地学…定期テストも合計10科目以上なんてこともザラです。

せっかく苦労して掴んだ志望校なのに早々についていけなくなり、気付けば赤点ギリギリのラインをうろうろと…

こんな高校生活を誰が望むでしょう。しかし「勉強は高校受験のため」「高校に行ってからの勉強の仕方はノープラン!」という状態でいると、こんな残念な生活が確実に襲ってきます。確かに高校受験は人生の大きな山場です。しかしそれだけを唯一の目的にしないことです。受験のために勉強するのではなく、勉強を続けるために受験があるという意識を持つことが大事です。

 

アップステーションも高校受験で終わりじゃありません

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高校生の英語の授業。高校に行ってからも慣れ親しんだ場所で勉強できるというのは精神面でも大きな支えになります。

今、アップステーションにはのべ62名の高校生が通っています(9月8日現在)

公立高校、私立高校、附属高校、県内・都内問わず様々な高校に通う生徒たちが日夜頑張っています。通う高校は様々ですが、アップステーションに通う高校生は「学校の勉強にちゃんとついていけるようになりたい」という点で一致しています。

一般的には高校生の勉強=予備校というイメージが広く浸透しているかもしれません。確かに予備校には予備校の良さがあります。ですが、地元の塾には地元の塾なりの良さがあるのもまた事実です。

原則、予備校は大学受験(一般受験)の対策に特化しています。100人規模の大教室で大学受験に必要なテクニックを講義形式で教えていきます。しかし大多数に一斉授業を行うため、高校の定期テスト対策や授業で出された課題のサポート等には適していません。

高校は、学校ごとに使う教科書、授業時間、科目数、進度、全てがバラバラです。50分授業の高校もあれば65分授業の高校もあります。数Ⅰから入る高校もあれば数Aから始める高校もあります。当然テスト範囲や出される課題も千差万別です。よって、「学校の勉強にちゃんとついていけるようになる」ためには個別指導こそが最適の手段だと言えます。逆に、予備校と比べると受験のデータや受験対策のノウハウといった「情報量」に関しては劣ってしまうのも事実です。

まとめると…

大学の一般受験の対策をしたい・受験情報や過去のデータを参考にしたいという方は予備校

高校の勉強についていけるようになりたい・自分が通う高校の授業に合わせて対策したいという方は個別指導塾

という勉強方法が考えられます。

 

実際アップステーションに通う高校生の多くは、学校で使っている教材をそのまま塾に持ってきて授業を受けています。

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高校で使っている「チャート」をそのまま持ってきて数学の授業を行っています。

「今日は数Ⅰでこんな課題が出て…」

「明日スピーチの発表があるから練習したいんですが…」

「来週単語テストがあるので同じようなテストを作ってもらいたいんですけど…」

高校生の授業ではこんな会話が飛び交っています。また先月は夏休みの課題で分からないところを質問している生徒も多くいました。長期休み明けには必ず「休み明けテスト」を行う高校が多いですからね。もちろんこれも成績に反映されるテストです。

このように、その子の通う高校の状況に合わせた対策ができるのは個別指導をおいて他にはありません。

 

是非、中3生には今のうちから高校生になった自分を想像し、そして最適な勉強方法を一緒に模索していきたいと思います。