皆さんこんにちは!

問題解説シリーズ第3回目です。

今回は実際の授業の中で生徒からの質問も多い、英語の「to」と「for」の違いについてです。

学校の授業ではあまり詳しく扱わないところですが、入試では頻出される単語です。

「to」と「for」、似て非なるこれら2つの単語を「なんとなく」ではなくしっかり使い分けられるようになりましょう!

 

【例題】

次の(   )に to または for を入れて文を完成させなさい。

①She gave me a cake.
= She gave a cake (    )me.

②She bought me a cake.
= She bought a cake (    )me.

それでは、まず一般的な解法を見ていきましょう。

 

一般的な解法…

主語 + 動詞 +(人)+(物) 「 主語 は(人)に(物)を ~ する 」の文は、
主語 + 動詞 +(物)+ to〔for〕(人) に書き換えることができる。

to を使うか for を使うかは,動詞によって決まっている。
to を使う動詞:give , show , tell , send , teach , lend など
for を使う動詞:buy , make , cook など

①は gave(giveの過去形)なので答えは to
②は bought(buyの過去形)なので答えは for

↑これを覚えていればたしかに解けますね。

ですが、もしテストや入試のときにここに出てきていない動詞が出てきたらどうしましょう?

例えば「買う(buy)」の逆の意味の「売る(sell)」だったら?

She sold me a cake. ※ sold は sell の過去形
= She sold a cake (    )me.

buy が for なんだから sell も for かなと思いきや……答えは to です。

 

では、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

 

アップステーション流の解法…

①toは「始めと終わりが結びついている」矢印

  toorfor-1

↑渡す人(始め)と渡される人(終わり)を直接結びつけられる場合は to です。

 

②forは「方向や向きを表す」矢印

toorfor-2

↑この場合は for を使います。

 

じゃあ動詞が sell の場合は…

toorfor-3

 

このように、toとforを使う動詞をそれぞれ丸暗記するのではなく、

どんな場合がtoなのか、どんな場合がforなのかをイメージすることが重要です。

そうすれなどんな動詞が出てきても対応できます。

「丸暗記」は手っ取り早いですが、暗記したもの以外が出されるとお手上げになってしまいます。

英文を読んでいて to と for が出てきたときは是非意識してみてください!