講師紹介
各教室で日々活躍している講師たちをご紹介します。⼀途な講師が「あなた」を待っています!
講師研修への強いこだわり~個別指導塾の裏側と現実~
個別指導塾のデメリットの1つに、「講師間格差」と呼ばれるものがあります。1人当たりが担当できる人数が限られているため講師の頭数が多くなり、その結果「教育が行き届いている講師」と「好き勝手に振る舞う講師」、あるいは「意識が高い講師」と「その日の気分で左右される講師」といった格差が生まれることです。なぜこのような差が生じてしまうのでしょうか。それは、個別塾の多くは人件費を抑えるため正社員ではなくアルバイト講師(主に大学生)を雇用しているという事実があるからです。
最もよくないのは、塾側が講師を採用する際に明確な基準は設けていないことです。「君は◯◯大学の理系の学部にいるんだね?じゃあ数学の指導はお手の物だ。明日からうちの生徒の○○君の数学を頼むよ」といった形だけの面接だけを済ませ、翌日からいきなり現場で授業を持たせるというケースも珍しくありません。これでは格差が生まれてしまうのも当然です。「生徒一人ひとりに合わせた指導」と謳う塾はあっても、「行き当たりばったりで講師任せ」と謳う塾はありません。「アットホームな雰囲気」と「生徒と講師の馴れ合い」を履き違えている塾は依然として多く存在しているのが実情です。
しかし、私達は違います。
アップステーションでは採用までに5段階の選考基準(筆記・面接・模擬授業・レポート・初期研修)を設けており、これら全てに合格した人材だけを採用しています。正直に申し上げますと、アップステーションにも大学生の講師は在籍しています。しかし、たとえその講師が大学生だろうと正社員だろうと、生徒・保護者様にとっては一切関係のないことです。どの講師も「我が子を教えてくれる世界で唯一の先生」であることに変わりありません。たとえ本業が学生であっても「自分が提供する授業に対してお金を頂いている」という意味では、やっていることはプロ講師と全く同じです。
私たちが講師研修の際に最も強く伝えているのはこの部分です。どれだけ生徒・保護者目線に立てるか。勤務中はどれだけ学生であることを忘れプロとして行動できるか。だからこそアップステーションでは採用後も毎日講師ミーティングを行い、情報共有や模擬授業を欠かさずに行っているのです。学生を相手にやり過ぎと思われるかもしれませんが、しかし現場に立つ講師の研修はどれだけしてもし過ぎることはありません。学生気分で授業に臨んでいてはけして成績アップは果たされないからです。
「良い塾」の絶対的な定義は存在しません。しかし強いて挙げるならばそれは「講師研修が行き届いている塾」ではないでしょうか。塾の現場は人対人で成り立ちます。デジタル全盛の現代社会において極めてアナログな仕事です。子どもたちはロボットから教わるのではなく、講師という生身の人間から教わります。その講師の育成をおろそかにしてどうして成績アップが果たされるのでしょう。これは個別であっても集団であっても変わらない真理です。
是非、厳しい採用基準を突破した講師達に会いに来てください。「あなた」と共に成長できることを、心から楽しみにしています。