令和になって1ヵ月、今年度最初の定期テストを終えた学校も多いのではないでしょうか。

 

今回はテスト後に「どんな言葉をかけたらいいのか」について、アップステーションで日々行っている実践例を交えてご紹介していきます。是非試してみてください!

 

①過程を褒める ~結果だけじゃなく「やってきたこと」にも注目!~

 

例えばテストで良い点数が取れた時、「80点すごいね!」「やったじゃん!おめでとう!」とその結果に対して承認を与える場合がほとんどです。

もちろんそれも大事なことですが、私達は結果だけでなく「過程」も褒めることを心がけています。

 

というのも、結果だけを見ていると「次も80点を取らないと僕は褒めてもらえないんだ」という無言のプレッシャーを知らず知らずのうちに与えることになってしまうからです。最悪の場合それがカンニングという不正行為として表れてしまうおそれもります。

 

しかし日頃から過程にも注目しておけば、万が一結果が出なかったとしても褒めることができるようになります。

「頑張ってワークやってたのは知ってるよ」

「テスト前はスマホも我慢できてたじゃん」

…こういった声かけをできるかどうかでその後の勉強の取り組み方は大きく変わります。

 

そもそも、テストは上限が100点と決まっている以上「常に上げ続ける」ことはできません。どこかのタイミングで下がる時は必ずやって来ます。

そんな時つい色々と言ってしまいたくなりますが、そこは「グッ」とこらえて過程に目を向けることが大切なのだと思います。

 

②他者比較ではなく自己比較 ~他人との比較は一番のNG!~

 

「他者比較」と「自己比較」という言葉があります。

他者比較は他の子と比べること、自己比較は過去の自分と比べることです。

 

私達大人は「危機感を感じて欲しい」「次に向けて奮起して欲しい」という思いから成績優秀者を引き合いに出してつい他者比較をしてしまいがちです。また、「甘やかすとすぐ調子に乗るから」「私も子どもの時はそうやって育ったから」という理由で厳しい言葉をかけてしまいがちです。

 

しかし、良かれと思ってやっているその行為が本人のモチベーションを大きく損ねてしまっているという事実が往々にしてあります。

 

実際、私も子供の頃「◯◯君はこの前のテスト90点だったってよ。あんたはどうなの!?」と親からよく比較の対象にされました。特に辛かったのは兄弟と比べられることです。その瞬間、勉強のやる気が一気に0になったのを覚えています。

 

確かに発破がけという意味を込めてのことなのかもしれません。しかしそれで子どもやる気が失われてしまっては元も子もありません。目的はモチベーションをいかに上げられるかです。

 

そこで有効な手段となるのが「自己比較」です。アップステーションでは

 

「前回は宿題終わらなかったけど今回はちゃんとやってこれたじゃん!」

「先週は居残りになっちゃったけど今日は一発で合格できたね!」

 

と、過去の自分と比較することで成長を実感させています。

 

もしこれといった成長が見つからない場合でも、ハードルを下げてレンズの拡大倍率を上げれば小さな成長(スモールステップ)は必ず見つかります。

加えて自己比較には「俺のことちゃんと見てくれてるんだな」という安心感を与える効果も含んでいます。是非試してみてください!

 

③ポジティブワードを増やす ~同じ内容でも言葉一つでガラリと変わる!~

↑この表のように、同じ内容でも言い方によって相手に伝わる印象はガラリと変わります。

子どもの足りないところや弱点は探そうとしなくともすぐに見つかります。

しかしそれを誰よりも分かっているのは子ども自身です。「できなかった70点を責めるのではなくまずはできた30点を褒める。指摘をするのはそれから」…こういった接し方をすることで初めて子どもたちは聞く耳を持ってくれるのだと思います。

 

どんな言葉をかければいいのか困った時は、是非試してみてください!

 

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