9月6日未明に北海道胆振(いぶり)地方で最大震度7を観測した地震は各地に甚大な被害をもたらしました。このような自然災害の報道を目にする度、「あたりまえ」の生活への有り難さを実感します。スイッチを押せば電気がつく、蛇口をひねれば水が出る、1日3食ご飯が食べられる。被災地の方々もつい先日まではそんな「あたりまえ」の生活を送っていたに違いありません。私達には一日も早い復興を願うことしかできませんが、そんな「あたりまえ」こそが本当の幸せであるということを忘れず、また、日々こうして仕事ができていることへの感謝を忘れず精一杯の授業をすること。それこそが私達がやるべきことなのだと思います。被害に遭われた方の無事を心よりお祈り申し上げます。

 

親子説明会を開催しました!

 

9月8日(土)アップステーションの各教室で開催された中3生対象説明会「生きる力の尻尾を掴め!」には33家庭、のべ64名以上の方にお越し頂きました!

わざわざ土曜日に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。中には予定を切り上げて参加してくれた方もいたと思います。心から感謝感謝です。

私達も夏期講習が明けた後急ピッチで準備を進めて迎えた説明会でしたが、皆さんのおかげでとても有意義な場にすることができたと思っています。

本番に向けリハーサルに勤しむ蓮田校原山塾長

当日は「何のために勉強するのか」という勉強の本質から入り、高校入試・大学入試ではどんな問題が出るのか、更には将来社会に出た後にはどんな世の中が待っているのか…普段あまり考えたことの無いようなところまで足を踏み込んで、参加してくれた生徒・保護者の皆さんと一緒に考えていきました。

今回このブログでは参加できなかった方のため、当日の内容をダイジェスト版で一挙紹介したいと思います!

内容が盛り沢山なので第1部と第2部に分けてお送りします。どうぞ!

 

1.何のために勉強するのか

 

勉強の本当の目的とは何でしょう。

テストで良い点数を取ること、受験に合格すること…もちろんこれらも大切なことではありますが、「テストのために」やっている子はテストが終わると勉強しなくなります。「受験のために」の場合も同じです。

確かに勉強で学んだ知識は普段の生活では使わないしテストや受験の時ぐらいしか役立たないと思うかもしれません。

しかし、勉強を通して身に付くのは「知識」だけではないのです。実は子供たちは勉強を通して「集中力」と「学力」という、生きていく上でとても大切な力を身に付けているのです。

子供の時にこれらを身に付けられるのは実は勉強しかありません。そしてこれが十分身に付いていないまま「なんとなく」「行き当たりばったり」の生活で大人になってしまうと…

その一つの結果が、今大きな社会問題にもなっている社内ニート(正式な仕事にはついているのに仕事が回ってこない)です。

 

ではそうならないためにはどうすれば良いか…

 

大切なのは、これから先の人生の「見通し」を立てることです。受験が終わった後はどんな高校生活を送れば良いのか、大学受験後は、将来社会に出た後は…もちろんその通りに行かなかったとしても今のうちから考えておくことで「行き当たりばったり」や「その場しのぎ」は防ぐことができます。

 

そこで用意したのが下の図です。

今の中学3年生たちが将来社会に飛び立つのが約8年後の2026年です。そこまでにはご覧の通り色々な山場や試練が待ち構えています。

まずは何と言っても高校受験です。

ではここで今どんな問題が出されているのか・どんな対策をとっていけばいいのか…詳しく見ていきましょう。

 

2.高校入試・大学入試の今

今、埼玉県に限らず全国的にブームになっているのが「思考力問題」と呼ばれる問題の増加です。

これは従来の「ア~オの中から正しいのを1つ選べ」という選択問題とは異なり、「なぜそれが正しいと思うのか。理由を述べなさい」のように自分の考えを記述させる問題のことをいいます。

このブームの発端となっているのが2020年度から始まる新大学入試制度です。今までの知識詰め込み型のセンター試験が廃止され、新たに思考力を重視した「共通テスト」がこの年から始まります。それに沿って高校入試も思考力重視へシフトチェンジしていく流れがもう既に始まっています。

新大学入試制度の詳細はこちらをご覧ください。

 

実際過去の高校入試で出題された思考力問題を見てみましょう。

 

うーむ…

 

ご覧の通り、まずは問題文が長い。そして記述形式であること。更には複数解(1つ選べではなく全て選べ)形式で出されるのが特徴です。また、扱っているテーマや場面設定が日常生活にリンクしたもの・普段の生活で出てきそうなリアルな場面になっています。

こう考えると、「こんなの勉強したって意味ないじゃん」とか「日常生活で出てこないじゃん」とは一概には言いきれません。

ではどうすればこういった思考力問題に対応していけるのか…大事になるのは2つです。

 

1つは、まずは十分な「知識」を身に付けること。いくら思考力がブームになっているからと言っても、その前提となる材料=知識がなければ思考することはできません。

知識を身に付けるというのは英単語や数学の公式や理社の用語・人物名・年号などをきちんと頭に詰め込むことです。英単語が頭に入っていなければ英作文を書くことはできません。数学の公式を暗記していなければ文章題を解くことはできません。

 

もう1つは普段から考える習慣を身に付けることです。思考力は一朝一夕で身に付くものではありません。普段から自分で考え自分の言葉で説明する練習をしておくことが大切です。

そこで私達が普段の授業の中で意識しているのが「発問」です。正答した生徒にも「なんでこれが正しいと思ったの?」と聞いてみたり「この言葉の意味を◯◯君が先生になったつもりで説明してごらん?」と聞いてみたり。講師→生徒の一方通行の授業ではなく、双方向のアプローチを続けることが思考力の育成には欠かせないのです。 

「知識の定着」と「発問型個別指導」、アップステーションではこの2つで思考力の育成に取り組んでいきます。そして来るべき高校受験を乗り越えた先には…大学受験が待っています。ではどんな高校3年間を過ごせば大学受験を悔いなく乗り越えられるのか…

 

第2部で詳しく見ていきましょう!